2014年3月9日日曜日

[レポート]日本初の〈Hearth Stone〉イベントに、私nemukeもプレイヤーとして参加!

3月5日、日本初の〈Hearth Stone〉(HS)イベントが〈e-Sports SQUARE AKIHABARA〉の〈SQUARE GAMING PARTY〉(SGP)で開催された。〈SGP〉というのは毎回プレイするゲームタイトルを指定し、会場に集まったプレイヤー同士で楽しく遊ぶというカジュアルなイベントである。当日は私もプレイヤーの1人としてイベントに参加したので、今回は参加者の視点から体験記事を書いてみた。


■プレイヤー同士で広がる交流の輪
写真:今回の〈HS〉のイベント概要

イベントの受付開始時間は18時だが、私は17時前に到着してランチセットのミートソーススパゲッティを注文した。〈e-Sports SQUARE AKIHABARA〉は平日17時までにドリンクまたはフードを注文すると2時間無料でパソコンを使えるという特典がある。それを利用して早めにゲームをプレイしてイベントに備えようというわけだが、あたりを見渡すと隅のゲーム席で何人かに囲まれて〈HS〉をプレイしている人がいたので隣の席に座ってみることにした。そこで出会った人からいろいろな話を聞けるのがオフラインイベントの面白さだ。

写真:〈HS〉のアリーナにはまっているというRikkaさん

 その人はRikkaさん。仲間と喋りながら熱心に〈HS〉のアリーナを回していた。関西の大学生で日頃〈Starcraft2〉や〈HS〉といったBlizzardゲームをプレイしている。去年はカリフォルニア州アナハイムで開催されたBlizzardの新作発表会や国際トーナメントを兼ねたイベント、〈BlizzCon〉にも参加した。たまたま〈Starcraft2〉のオフ会があって1週間ほど東京に滞在していたので、今回のイベントにも足を運ぶことができたそうだ。Rikkaさんはもともと〈Starcraft2〉のプレイヤーだが、その彼が〈HS〉のプレイを始めたきっかけとはなんだったのか。その点を聞いてみると「友達の配信でアリーナのデッキを構築している風景を見て、『自分でカードを選んで作ったデッキで対戦するって面白そうだな』と思って始めたんです。なのでもっぱらアリーナばっかり回しています。おかげで6000ゴールドもたまりましたが、構築はほとんどプレイしていないんですよね。今日のイベントはどんなデッキで戦えばいいのやら」と答えてくれた。
 では、アリーナのクラスの強弱についてはどうなのか。Rikkaさんの考えはこうだ。「Warlockが最弱ですね。うまく〈Flame Imp〉などAggro向きのカードが取れれば強いですけど、〈Sacrificial Pact〉といった使える状況が限られるクラスカードが多いのでドラフトの運に左右されます。Mageが(除去カードが多くて)強いと思います。でも今日のデッキは〈Flame Strike〉が入っていないのでゴミです」
 私もRikkaさんに刺激されてアリーナをプレイすることにした。すると彼は横から私の画面を見て「Hunterというクラスには〈Deadly Shot〉という3マナで無条件に相手のMinionをランダム除去するカードがある。だから守りたいならTaunt持ちのMinionを出すよりも除去カードを使って相手のMinionを除去したほうが安全なんですよ」「〈Knife Jagguler〉のような強力なBattle CryがあるMinionは〈Wrath〉で真っ先に潰したいですね」といった戦術面のアドバイスをしてくれた。

 ゲームの合間にふと隣の席を見ると、2人の外国人が並んで〈League of Legends〉(LoL)をプレイしていた。「海外のコミュニティサイト〈Reddit〉で〈HS〉イベントの情報を見てやってきた」というCraigさんとその友人だ。私が話しかけたとき、2人は〈LoL〉を並んでプレイしていた。

写真:並んで〈LoL〉をプレイするCraigさん(右)とその友人

 〈HS〉イベントの参加者の1人でもあるCraigさんはアメリカのペンシルベニア州フィラデルフィア出身で、〈HS〉以外にも〈LoL〉や〈World of Warcraft〉など海外のゲームを幅広くプレイしている。以前から私は外国のプレイヤーがどのように〈HS〉の情報を仕入れてゲームをプレイしているのか気になっていたのだが、それをCraigさんに訊いてみたところ、こんな返事だった。「普段から〈Liquid Hearth〉などのニュースサイトを見て〈HS〉の情報をチェックしていますが、デッキを作るときは自分でテーマを決めて構築することが多いですね。たとえば、今使っているデッキはすべてのカードをランダム効果のカードでまとめています。〈Young Priestess〉〈Knife Jagguler〉〈Nat Pagle〉…。楽しむためのデッキなので実戦向きではないですけどね。それからデッキのマナ比率をわかりやすくするためにスプレッドシートも活用しています」

写真:ランダム効果のカードでまとめられたデッキ。〈Nat Pagle〉、〈Tinkmaster Overspark〉、〈Animal Companion〉…。

写真:Craigさんのデッキのスプレッドシート。デッキ内のカードの比率がわかりやすくまとめられている

■日本初の〈HS〉イベント!さてその実態は?
写真:イベントの参加者はプレイヤーネームとランクを紙に記載

 いよいよ19時の〈HS〉イベント開始時間となって、「まもなくイベントを開始します!」というアナウンスが流れると、あちこちから「おお!」といった声と共に拍手が沸き起こり、場のムードも盛り上がってきたのだった。

写真:参加者は中央のゲーム席に集められた

 そしてスタッフが参加者を中央の席に集めてチーム分けを行ったのだが、イベントでの〈HS〉のプレイ形式は「1チーム3人でそのうち1人がプレイヤーとして自身のデッキを使い、残る2人が後ろからアドバイスを行う」というものだった。1試合ごとにプレイヤーを交代し、合計3戦を相手チームと競い合う。
 「3人が1チームとなり後ろで助言しながらプレイする」という試みは、オフラインの環境と〈HS〉のターン制というゲーム特徴を生かしたやり方だと思う。私は〈Starcraft2〉のイベントに参加した経験もあるのだが、そこでは1人に1台のPCが与えられることが多い。このシチュエーションでは「ずっとゲームだけをしていて周りと話さない」という状態になりがちだ。とくに〈Starcraft2〉はリアルタイムで進行する素早いゲームなので、ゲーム中に会話することも難しい。一方でターン制の〈HS〉なら会話を楽しむ余裕がある。だから今回のように3人1チームで最善手を検討しながらプレイすることもできるわけだが、これこそ〈HS〉のオフラインイベントでしか体験できないおもしろさではないだろうか。

写真:会場ではホワイトボードでそれぞれのチーム分けが発表された

 チーム数は最終的には10組ほどになっていたと思う。合わせて30人ほどの参加者が中央のプレイ席に集まって、各自のチームメイトと「最初は誰がプレイするか」「どのデッキを使うか」と相談し合っていた。しかもその参加者の約4分の1は外国人である。〈HS〉のオフラインイベントは一転して国際交流の舞台となった。私としてもこれまで勉強してきた英語を試す絶好の機会だから、前出のCraigさんを含め多くの外国人プレイヤーと交流したいと思い、近くにいたイタリア人のTさんに「Where are you from?」と話かけた。ところがTさんは非常になめらかな発音で一言、「日本語でいいですよ」。聞けば日本に住んで約10年という。ひょっとしたら私よりも日本語がうまいかもしれない。
 なお、外国人参加者のなかには「EUのアカウントしか持っていないのでNAのプレイヤーと対戦できない」という人もいたが、これについては「店舗のNAのアカウントを貸し出す」「EUのプレイヤー同士の試合を組む」といった対策で乗り切ったのだった。


写真:イベント開始につれて会場も次第に〈HS〉プレイヤーの熱気に包まれていった

■会場での観戦でさらに盛り上がる〈HS〉
 さて、近年のゲームイベントには実況解説がつきものだ。今回のイベントでも〈HS〉の一部の試合は大きなスクリーンに映され、3人の実況者によって実況解説が行われていたが、このイベントは「トーナメントで勝ち上がった強者同士をステージをステージに上げて、その試合だけを実況解説し、かつ試合の模様をスクリーンに映して見せる」というものではなかった。つまり、ステージ席で対戦するチームは固定されていなかったので、試合が終わるたびにスタッフがステージ席に上るチームを会場で募ったのだった。

写真:今回のイベントの実況者3人。左からSasaさん、Grinkerさん、Stefanさん。今回は日英バイリンガルの実況となっており、Sasaさんが日本語を、GrinkerさんとStefanさんが英語での実況を担当していた

 ところで〈HS〉の場合、〈Starcraft2〉や〈LoL〉にあるような第三者のプレイヤーが入って観戦できる機能がない。ではいったいどうやって会場内観戦を実現したのか。その仕組みはこうだ。
 会場奥のステージ上にはそれぞれPCを置いたいくつかのゲーム席が並べられている。そのうちの1つのPCでは〈HS〉のクライアントと一緒に配信ソフト〈Xsplit〉も起動していて、その席でプレイしている〈HS〉の画面をディレイをつけてスクリーン(と実況席のモニタ)に放映していた。それに実況解説が加えられるというわけだ。
 実況では「画面を共有しているだけだから対戦相手の手札が見えない」「対戦相手が会場で実況を聞いているから手札については何も言えない」といった制約はあったものの、映像面では会場内カメラを使ってスクリーンの左下と右下に各チームの選手達の表情を映し、選手達が対戦相手の行動やカードの引きに一喜一憂する姿も見ることができたので、非常におもしろい映像に仕上がっていたと思う。

写真:ステージ席のPC画面が大スクリーンに放映され、それについて実況者達が実況解説を行っていた

写真:プレイ中の選手達の表情が大スクリーンに放映されていた

 今回は私もプレイヤーとして参加したから、イベントではKevinさんというアメリカ人と、N40MATさんというベテランの日本人プレイヤーと同じチームに入った。私のチームはとくにベテランのN40MATさんの存在が大きかった。何事も自分よりうまい人の考え方を知ることは上達の大きな助けになる。私達2人はKevinさんがプレイをしている横で「こうしたほうがいい」と後ろから言い合っていたのだが、N40MATさんは「この状況では次のターン、相手に強力なカードの可能性があるからこういうふうに動いたほうが安全だ」というふうにより深い観点からアドバイスをしてくれた。それで私も「なるほど、自分の考え方は穴があるな」というふうに気付かされたのだった。

写真:試合中のプレイヤーと後ろで助言をするチームメイト

 もちろん、我々のチームもステージ席での対戦に名乗りを上げた。プレイヤーはN40MATさんが務めたのだが、このDruid対Druidのコントロールデッキ同士の試合はお互いに一歩も譲らない互角の勝負となった。途中攻撃できない代わりにステータスの高い〈Ancient Watcher〉に〈Defender of Argus〉でTauntをつけて強力な壁にするといったコンボも見られたものの、お互いに決定打を与えられないまま終盤戦に突入していった。カードゲームの終盤戦というのは強力なカードを縛るコストの制約がなくなり、手札も減ってカード1枚の価値が高くなるため、「どちらが速くより多く強力なカードを引き当てるか」という「引き勝負」になりがちだ。この試合でも相手チームのプレイヤーが先に強力なMinion引き当てて、こちらはみるみる劣勢になっていった。次のターンで対抗できるカードを引けないと負けてしまう!まさに絶体絶命の状況の中、N40MATさんが引き当てたカードは〈Innervate〉。0マナで2マナを増やして序盤の展開を後押ししてくれるDruidのキーカードだが、マナコストが有り余る終盤ではただの紙屑である。残念!N40MATさんは負けた試合を振り返って「〈Force of Nature〉といったすぐに攻撃ができるカードを引けば勝っていたんですけど…」と悔しさを隠さなかった。
写真:ステージ席でプレイするN40MATさん

 今回、私は初めて〈HS〉の試合をリアルタイムで観戦したわけだが、強く印象に残ったのが〈HS〉の運要素が試合観戦の大きな見所になっている点だ。「手札がなくなった状況で、どちらが先に強力なカードを引き当てるか?」「〈Ragnaros the Firelord〉のランダムダメージがどこに当たるのか?」「絶体絶命の状況を覆すカードを引けるか?」。要するに試合がどう転ぶかは誰も予想できない。カードのランダム効果が完璧な対象にヒットするたびに、あるいはプレイヤーが強力なカードを引き当てるたびに、会場からは大きな歓声が上がる。
 開発会社のBlizzardは当初〈HS〉を「カジュアルなカードゲーム」と位置づけていた。しかし「試合を見ていてわかりやすく面白い」というのは競技で最も重視される部分だ。オリンピックでも観客に勝敗がわかりやすくなるようにフェンシングでは電気審判機が導入され、体操でも芸術点が廃止された。その点〈HS〉はプレイヤーの残りライフが常に表示されることや場に出ているMinionの数などによって戦況がわかりやすく、加えて運要素も観戦を面白くしているので、将来〈HS〉はプロリーグの結成などe-Sportsの方面にも大きく羽ばたいていくのではないか。今回の実況解説はそういった可能性を感じさせてくれるものだった。

写真:白熱したN40MATさんの試合

 イベント終了時間の21時になるとチーム対チームの対決も一通り終わり、スタッフがマイクを持ってイベント終了の旨を告げた。楽しむためのイベントだったので、特に各チームの順位を発表することはなかった。
 最後は締めに実況者チーム対会場代表のチームの試合が行われ、実況解説はベテランのスクエアスタッフHarunoさんと参加者のRikkaさんが担当することとなった。同じスクエアスタッフとして今回の実況者のStefanさんをよく知るHaunoさんが「Stefanは英語が堪能だから海外のいろいろな戦術を知っているんですけど、1つ欠点があって、お金がないんですよね。だから強いカードをあまり持っていないんですよ」といった裏話で会場の笑いを誘い、場の雰囲気を大いに和ませたのである。

写真:イベントの終わりには実況者3人がステージ席に座って対戦

写真:実況者対参加者の試合の実況解説はスクエアスタッフのHarunoさんと参加者のRikkaさんが飛び込みで担当

 実況者の対決を見ていて、気がつくともう21時30分を過ぎていた。記事を書き上げるためにもそろそろイベントを切り上げて帰らなければならない。私は実況者達のプレイに名残惜しさを感じつつ会場の出口に向かったのだが、出口付近で〈e-Sports SQUARE AKIHABARA〉関連イベントの主催者の1人とばったり鉢合わせした。そこでイベントの成果をどう受け止めているのかと聞いてみたところ、こう答えてくれた。
「予想以上に多くの方、特に外国人の方が来てくれました。私も〈HS〉をやっていますが、1人で対戦していると相手に攻め込まれたときの心理的なプレッシャーがとても大きいですよね。そこで今回のイベントの対戦方式についても、誰かに教えてもらいながらプレイできるようにしたほうがいいのではないかと3人1チームにすることを考えたのです。今回は第1回ということで実験的な意味もあり、いろいろと準備の面で不便をかけた点もあったと思いますが、これからもよりよい〈HS〉のイベントを開催していきたいですね」

■大盛況に終わった〈HS〉イベントだったが、イベント運営と店舗の料金システムに不安も
写真:日に日に新しくなる〈e-Sports SQUARE AKIHABARA〉。コルクボードにフード写真も追加されていた

 今回は参加者として〈HS〉を通じていろいろな人と交流ができ、とても充実した時間を過ごすことができた。けれども、だからこそ感じたイベントの運営の課題もあったといえる。

 まず「どのような形式でイベントを運営するかということを参加者に十分周知させておらず、またスタッフも把握できていなかった」ということだ。イベントの開始時間が近づいたとき、スタッフから「参加者の方は中央に席を移動するように」という指示をもらったのだが、〈e-Sport SQUARE AKIHABARA〉は中央に10席しか存在しない。見ると参加者はゆうに20人を超えている。私は1人が1席に座ってプレイするものだと思っていたものだから、「なぜわざわざ席を移動する必要があるのか。人数があふれるから、二度手間ではないのか」とスタッフの1人に聞いたのだが、「集まってやったほうがいいと思ったが、やはり移動しなくてもいい」という返事。その後しばらくして「やっぱり中央の席でやるので移動してください」とスタッフから言われ、どうも得心がいかなかった。

 イベントの開始前、「参加者の皆さんはご準備をお願いします!」という司会の指示があった。ところが肝心の対戦はチーム分けに時間がかかっていてなかなか始まらない。ようやくチーム分けができた、と思ったら「会場にはゲーム中のプレイヤーがいるので彼らのゲームが終わるまで待ちましょう」とのこと。初回の運営なので仕方がない面もあると思うのだが、このように運営がスムーズに進まないと「自分の楽しみを邪魔された」という印象を参加者に与えてしまいがちなので、細心の注意を払わなければいけないと思う。

 次はイベントというよりも「店舗の料金システム」について感じたことだ。つまり、「入店時に購入した分の時間が過ぎると自動的に延長料金が加算される」というシステムは危なかっしい。たとえば、「ドリンクまたはフードをオーダーして17時まで平日2時間無料」の特典を使って16時50分に入店した場合、18時51分を過ぎた時点で自動的に30分延長料金の200円が加算される。利用者は時間を忘れてゲームやイベントに没頭してしまいがちだから、たとえば「昼の12時に2時間無料特典で入店後、受付を忘れていて20時まで居座っていたら2400円取られていた」なんてことにもなりかねない。利用者自身が忘れていたというのは自己責任だからまだいいとしても、「レジが込み合っていて会計に手間取っているうちに購入時間が過ぎて延長時間分の200円を取られていた」という事態になったらどうするのか。私は日本のネットカフェを使ったことはあまりないのだが、台湾のネットカフェでは、制限時間が近づくとPCの画面に残り時間が表示され、時間を過ぎると自動的に電源が切れるように設計されていた。それぐらいのことをやってくれたら利用者も安心である。もしできないなら、最低限、利用者に持ち時間を知らせる仕組みが必要だろう。

写真:店舗の料金システム

 イベントの終了時間を過ぎたころ、スタッフから「PC席で入店した状態だと、時間が過ぎたときに延長料金を取られてしまうので受付で観戦に切り替えてください」という知らせがあった。しかし、利用者の損になる部分は事前に十分周知させておき、何度も参加者にアナウンスするべきだろう。今、私がアルバイトをしている居酒屋チェーン店では、もし客が飲み放題に含まれていないドリンクを注文してしまうと追加料金がかかってしまうので店員が確認に行くようになっている。また会計に呼ばれた際にはお店の割引券を利用するかどうかも確認している。この店によれば、「率先してお客様の損を抑えお客様の得になることをする。それによってお店がお客様から良い印象を持ってもらえる」ということなのである。

 さらに、「PCにパスワードがなく、入場者が使おうと思えば空いているPCを自由に使える」というのも問題だ。イベントではスタッフが忙しく、すべての席の状況を把握できていないため、入場者が空いている席に座ってインターネットを使ったりすることが簡単にできてしまう。となると、慣れていない利用者には「お金を払った人だけがPCを使える」という基本的なルールすらわかりにくいのではないか。特にイベントの観戦のためだけに〈e-Sports SQUARE AKIHABARA〉に初めて来た、という人ならなおさらだ。

 とはいえ、入店時に指定したPCしか使えないような仕組みにしてしまうと、PCを入れ替えるときの手続きが面倒になるし、今回の〈HS〉の交流イベントのようにプレイヤー同士が行き来してプレイするのも難しくなるだろう。そうであるなら、一般の営業体系のままイベントを行うことに不都合があるのかもしれない。別の方法を用意するなら、「イベントの場合は一律2000円を徴収してPCを自由に使える」とした方がシンプルでトラブルは起きにくいのではないだろうか。

 課題が見えるというのは、その解決法も出しやすいということだ。今後も〈e-Sports SQUARE AKIHABARA〉の繰り出すイベントは見逃せないし、次回の〈HS〉イベントにもぜひ参加するつもりである。

写真:次の〈SGP〉は3月9日に〈LoL〉のイベントを予定

1 件のコメント :

  1. すみません、スパムを削除していたところ誤って記事のコメントを消してしまったようです…。コメントいただいたGoninjaさんと匿名の方、大変申し訳ありません。今後同じことが起こらないように注意します。

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