2014年5月2日金曜日

[レポート] 国内第2回のHearthstoneオフライントーナメント! 賞品を勝ち取ったのは?

 4月23日にe-sports SQUARE AKIHABARA(e-SQU)でHearthstoneのカジュアルイベント「SQUARE GAMING PARTY × Hearthstone vol.4」が開催された。前回に引き続いてオフライントーナメントとなった今回も私nemukeが体験レポートをお送りする。



写真:「SQUARE GAMING PARTY × Hearthstone vol.4」のチラシ

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大会速報(デッキリスト)
優勝者インタビュー

目次
大会でしかできない経験
予選リーグ開始
Dragon Priestの働きやいかに
ベスト4選手決定
準決勝戦観戦レポート
決勝戦観戦レポート
大会運営者インタビュー



大会でしかできない経験


 前回と同じく今回も定員20名・大会開始19時だったが、私は17時半頃に会場に着いた。前回は18時に着いて18人目の参加登録となり、危うく参加しそこねるところだったので、その反省から早めにきたのである。おかげで今回は15番目と余裕をもって参加登録を済ませることができた。



写真:今回は余裕を持って15番目で参加登録を済ませることができた

今年1月25日に秋葉原に新オープンしたe-SQUには私はもう何度も足を運んでいる。驚くのはそのたびに会場が変化していることだ。今回も入り口の看板と店内の張り紙が変わっているのがわかった。外装・内装ともにどんどん洗練されたものになっていくように感じる。



写真:「元気にOPEN!」している会場のe-sports SQUARE AKIHABARA



写真:Ipad版Hearthstoneのリリースを記念するイベント「Fireside Gatherings」の張り紙

 プレイヤーたちにとって大会は日々のプレイに活気を与える存在である。会場のステージ上では3人のプレイヤーが席に着いて話しながらHearthstoneのLadderを回していた。「こういった特別な1戦があると楽しいですね」と話すのはそのうちの1人、livenaさんだ。かつてFPSや格闘ゲームのプレイヤーだったというlivenaさんは大会への意気込みをこう語ってくれた。「前回予選で負けてしまったので、今回の目標は予選リーグ突破です。できれば決勝トーナメントのBO3でデッキの読み合いをやってみたいですね。BO1だと単に熱の入ったLadderみたいなものじゃないですか。だから大会でしかできないBO3をやりたいと思います」



写真:ステージ席に集まっていた3人のプレイヤー(livenaさん:手前)

予選リーグ開始


 大会開始の19時になると、ステージでe-SQU店長の井上さんとe-SQUスタッフのSasaさんがルール説明を行った。前回同様に、「最初に4組のグループで予選リーグを行い、そこから勝ち上がった上位4名が決勝トーナメントを争う」という形式である。



 写真:説明に注目する選手達

 ただし異なる点が1つだけあった。「なんと今日は賞品があります!」と言って、店長が大手ゲーム配信サイト「Twitch TV」のロゴ入りTシャツを掲げたのである。会場に来ていたTwitch TVの伊達さんから賞品として提供されたものだ。それに加え、今大会の優勝者にはWorld of WarcraftのBlizzCon限定フィギュアが、準優勝者にはe-SQUオリジナルメモパッドがそれぞれ贈られる。
参考:J!NX : Twitch Logo T-Shirt



写真:賞品を掲げるe-SQU店長の井上さん(手前)

 賞品が出るというサプライズに、あちこちから「おお!」という歓声が上がり、会場は大きな興奮に包まれていく。続いて店長の「盛り上がっていきましょう!」というかけ声とともに予選リーグ各4組の選手全員の名前が呼ばれ、それで選手もいったんステージに上がった後、対戦用の自分の席に着いたのだった。

写真:予選グループ表



写真:第1グループ



写真:第2グループ



写真:第3グループ、nemuke(一番右)



写真:第4グループ



写真:参加者の中には前回優勝者のbarusa選手(手前)もきていた

Dragon Priestの働きやいかに


 私は前大会ベスト4のyusa選手と同じ第3グループに入った。リーグ戦は運営が決めた対戦順に沿って進行する。前回はこの対戦順の表示が会場のホワイトボード1ヶ所だけだったのだが、今回は各グループの席に対戦順を記載した紙が置かれていて対戦順を確認しやすくなった。2回目の開催ということで運営側も(2回目の参加者も)慣れたからだろう、今回の進行は非常にスムーズだったと思う。



写真:リーグ戦の対戦表。各選手は名前の代わりに1~20のリーグ戦番号で表記されている

 私が今大会に向けて準備したのはSlurmzというプレイヤーがredditに投稿したDragon Priestというデッキである。彼は現在最弱と言われているPriestでLadder最高ランクのLegendaryに到達したというから、私は興味を引かれてそのデッキガイドを翻訳し、私自身も大会で使ってみることにしたのだ。序盤をWild PyromancerHoly Novaといった除去で耐え、終盤、Spellダメージを大幅に強化するMalygosProphet Velenを出し、相手に10点ダメージのMind Blastを食らわせてゲームを決めるのがそのデッキコンセプトである。
参考記事:[Hearthstone] デッキ解説:Dragon Priest(nemukejp)



写真:対戦を開始する選手達の様子

 デッキには多くのLegendaryカードが入っていたから、日本円約1万円で80パックを購入し(なんとかつて環境を支配していたLegendaryの1つ、Tinkmaster Oversparkを引き当てるという幸運にも恵まれた!)、金色のNozdormuと余剰のカードを砕いて生まれたありったけのダストを使ってキーカードのMalygosProphet Velen、そしてAlexstraszaを作成した。あとは対戦開始を待つだけである。



写真:前回ベスト4のyusa選手と対戦、大金星なるか?

 しかし、結論から言えば私は予選リーグ全敗という結果に終わってしまった(苦笑)。デッキを作るには作ったものの、まったくゲームを回していなかったせいで使い方がわからなかったのである。 yusa選手のDruidとの試合では、ターンが進んでMalygosを出せるようになったものの、相手が除去を使い切るまで待ったほうがいいと思って出さないことにした。すると続くターンでyusa選手にHealthを削られて余裕がなくなったから、結局、最後までMalygosを出すことなく投了することなったのだ。後でyusa選手にそのときの判断を聞いたところ、「Druidは確定除去がないから、MalygosのようなHealthの高いMinionは出せるようになった時点で出していっていい」とアドバイスしてくれた。やはり大会で最適なプレイングをするためには、日々の練習でデッキの使い方を心得ておく必要がある。



写真:出すタイミングを逃し、むなしく手札に残り続けるMalygos

 私のグループではやはり、前回ベスト4のyusa選手が安定した戦いを見せてグループの勝ち抜きを決めた。決勝トーナメントに向けた彼の意気込みを聞いたところ、「HandlockとDruidをメインに使っていきたいですね。Ladderで当たったことのないデッキに当たると(戦い方がわからないので)怖いですが、前回準決勝で負けてしまったので、TwitchTシャツを目指してがんばりたいと思います」との答えだった。

写真:決勝に進出したyusa選手

ベスト4選手決定


 徐々にほかのグループも試合が終わり、ベスト4の選手が出揃い始めた。しかし波乱があったのは第2グループだ。前回優勝者のbarusa選手が予選敗退という番狂わせが起きたばかりか、2人の選手が3-1で並び、同率1位を決定する試合が行われることになった。



写真:リーグ表結果

 激闘の同率1位決定戦を制したのはHIRAMAX選手で、予選突破の様子をこう振り返る。「いや、大変でしたね。今回は予選突破が目標で、大会に向けて『このデッキはこのデッキと相性がいい』といったマッチアップの研究をして、何パターンかデッキを用意していたんです。それで予選では『この人はこのデッキを使ってきそうだな』という相手の傾向を読んで、無難そうなデッキを出していったんですが、それでも試合は苦しくなって、最後はカードの引きでなんとか勝ちをもらいました」



写真:HIRAMAX選手

 10分の休憩を挟んでから、予選を勝ち抜いた4人の選手がステージで紹介された。今回のベスト4の選手はyottiy4選手、HIRAMAX選手、yusa選手、Tyson選手である。



写真:ベスト4の選手(左からyottiy4選手、HIRAMAX選手、yusa選手、Tyson選手)

 決勝トーナメントは予選グループと異なり、ラウンド勝者が同じデッキを使い続けるBO3形式だ。実況は人気実況者のeyesさん、解説は前回と同じく国内トッププレイヤーのbreekさんが担当。今回の新たな試みは「実況解説で各選手の手札に言及する」ことである。手札ぐらい、と思われるかもしれないが、Hearthstoneをはじめ多くのカードゲームでは、対戦相手の手札は非公開情報となっていて、プレイヤーからは見ることができない。実況解説席は選手のプレイエリアの近くにあったから、今までは選手に実況解説が聞こえてしまうことを懸念して手札に言及することができなかったのだ。しかし、今回は各選手に対して「カナル型イヤホンをつけた上にヘッドホンを被せ、その中で大音量のBGMを流す」ことを義務付けていたから、外部の音は完全に遮断されていた。したがって、実況解説者は遠慮なく手札とその可能性について言及でき、試合観戦をよりおもしろいものにできたのである。試合後、実況解説された選手に私が聞いたところ、「実況解説は聞こえてこなかった」と口にしていた。



写真:各選手達はイヤホンとヘッドホン、そして大音量のBGMによって防音処置が取られていた

 決勝トーナメントはHIRAMAX選手対Tyson選手、yusa選手対yottiy4選手の組み合わせになり、2試合の同時進行となったが、後者の試合が実況解説されることになった。ところで、yottiy4選手といえば前回、決勝でbarusa選手に惜しくも敗れてしまった選手である。前回準優勝の彼は今大会にどんな心境で臨んだのか? 以下は予選突破直後のyottiy4選手の話である。「前回負けて以来、ずっとこの大会に照準を合わせて調整してきました。今まではHunterとWarlockしか調整してなかったんですが、今回は全部のHeroを万遍なく使い込んできました。だから、前回のように『Midrange Hunterを当てられて何もできなくなる』というふうにはなりません。『相手がZooだったらこのデッキを当てる』、『相手がAggroだったらこのデッキを使う』というふうに、対策のデッキを用意してあるのが今回の強みです。なのでデッキの読み合いに勝って、有利なデッキを相手に当てることができれば、十分勝機はあると思います。最悪でもTwitch Tシャツは持って帰りたいので、なんとしてももう1戦勝ちたいですね」



写真:yottiy4選手

準決勝観戦レポート


第1試合 Druid(yusa) vs Warlock(yottiy4)
 初戦はyusa選手Control Druid対yottiy4選手のHandlockの試合となった。序盤、yusa選手はマナを加速するDruidの専用Spell、Innervateを使い、4ターン目にCairne Bloodhoofを出すことに成功する。Cairne Bloodhoofは一度倒されても復活する強力なLegendary Minionだから、序盤に出せれば試合の流れを持っていきやすい。ところがyottiy4選手も負けじと同じく4ターン目に8/8の大型Minion、Mountain Giantを場に出してきた。ターンが進むとMolten Giantなどの別種のGiantもyottiy4選手の場に加わってyusa選手を圧倒する。yusa選手が使っているDruidというクラスにはShamanのHexのようにMinionを無効化できるカードがないため、Giantといった大型Minionの対処には困ってしまうのだ。とはいえ、yottiy4選手もHealthに余裕がなく、すでに残りはたったの6点。相手のカード次第であっという間にやられかねない量である。このときyusa選手の手札にあったのは4点ダメージSpellのSwipeだった。「あと2点…」そんな空気の中、yusa選手が次のターンに引いたカードはKeeper of the Grove! その効果の2点ダメージでSwipeと合わせて6点ダメージをyottiy4選手のWarlockに叩き込み、初戦を勝利で飾ったのだった。(yusa 1-0 yottiy4)



写真:Keeper of the GroveSwipeで砕け散るWarlock(yottiy4選手・画面上)

第2試合 Druid(yusa) vs Warrior(yottiy4)
 次の試合でyottiy4選手が選択したのはControl Warriorのデッキである。序盤にyusa選手が展開したMinionを5マナ・全体除去のBrawlで一掃すると、続くターンでyottiy4選手はRagnaros the Firelordを場に出した。Ragnaros the Firelordは攻撃できない代わり、ターン終了時にランダムの相手に8点ダメージを与えるLegendary Minion。この時点でyusa選手のDruidのHealthは6点になっており、Ragnaros the Firelordの8点のダメージが当たれば勝利という状況だ。次のターン、yusa選手はSwipeSavage Roarを使ってRagnaros the Firelordを除去することもできたのだが、なんとそれを無視してMinionを大量展開するという賭けに出た! 場のMinionを増やしてRagnaros the Firelordの効果がHeroに当たる確率を下げようという考えである。賭けではあるが、切り札のSavage Roarを残すから、このほうが勝機があるという判断だ。ところが続くターンで今度はyottiy4選手がFaceless ManipulatorでRagnarosをコピーし、場に2体のRagnarosを作成! いかにRagnarosが運に左右されるとはいえ、相手のMinionの数以上にRagnarosがいれば相手Heroに確実にダメージが入るのだ! こうして2試合目はyottiy4選手の勝利となった。(yusa 1-1 yottiy4)



写真:場を圧倒する2体のRagnaros the Firelord

第3試合 Shaman(yusa) vs Warrior(yottiy4)
yusa選手はShamanを選択。先述のRagnaros the Firelordなど、Control Warriorに多い大型のLegendaryをHexで無効化できるから、一般的に有利な組み合わせとされている。お互いに後半戦向きのデッキなので、特に有効打を与えないまま後半戦に突入したのだが、ゲームが決まる瞬間は突然やってきた。yusa選手は全体除去のBrawlを警戒しながらも、Fire Elementalを出して相手のMinionを除去すると共に場にMinionを並べる選択をする。yottiy4選手はここでBrawlを使って場を掃除することもできたが、あえてLegendary MinionのSylvanas Windrunnerを出していった。この時点でHealthにはArmorとあわせて28点あるから余裕があり、全体除去のBrawlを使うよりも強力なLegendary Minionを出したほうがいいという判断だ。しかし続くyusa選手のターン、Shaman専用SpellのBloodlustが光る。Bloodlustは自分のすべてのMinionの攻撃力を+3点するSpellである。これによって場の4体のMinionの攻撃力を+3点して12点、続いてMinion単体の攻撃力を+3点するRockbiter Weaponを2回使って18点、さらには2体のMinionの攻撃力を+2点するFlametongue Totemを出して22点。あとはFire Elementalの元々の攻撃力6点を合わせれば28点! 合計9マナのコンボで一気にHealthを削り切り、yusa選手は決勝戦へと駒を進めたのだった。(yusa 2-1 yottiy4)



写真:決定打の瞬間

 ステージを降りた後、惜敗したyottiy4選手に感想を聞いたところ「初戦をHandlock対Druidで落としたのが失敗でした。Swipeは1枚使ったから大丈夫だと思っていたんですが、Keeper of the Groveは完全に見落としていましたね。Force of NatureSavage Roarのコンボがくるとやられるのは考えていたんですが…」と、無念さを隠さなかった。



写真:決勝トーナメントの組み合わせ

 なお、同時に行われていたHIRAMAX選手とTyson選手の試合はTyson選手が2-0で勝利。しかし諸事情によってTyson選手が決勝戦でプレイできなくなったため、代わりにHIRAMAX選手が決勝戦に進出。Tyson選手にはTwitch Tシャツとe-SQUオリジナルメモパッドが贈られた。



写真:HIRAMAX選手とTyson選手

決勝戦観戦レポート


第1試合 Hunter(yusa) vs Hunter(HIRAMAX)
 決勝戦、初戦はyusa選手のAggro Hunter対HIRAMAX選手のMidrange Hunterである。Aggro Hunterのyusa選手は後攻1ターン目からLeper Gnomeを展開し、相手のHealthを削りにかかる。倒されたときに2点のダメージを相手Healthに与えるLeper Gnomeは速攻デッキと相性がいいMinionだ。しかし、HIRAMAX選手もHoundmasterを使って自分のMinionを強化してきたから、思うように攻撃が続かない。ターンが進むと、HIRAMAX選手はScavenging Hyenaを場に出した。このMinionは味方のBeastが倒されるたびに強化されていく。その効果を利用して、HIRAMAX選手は次々に味方のBeastを相手のMinionに当てていき、元々は2/2でしかなかったScavenging Hyenaをなんと11/6にまで大成長させた。これで流れが傾き、初戦はHIRAMAX選手が勝利を収めた。(yusa 0-1 HIRAMAX)



写真:yusa選手はLegendary MinionのLeeroy Jenkinsを出すも大成長したScavenging Hyenaがいる

第2試合 Druid(yusa) vs Hunter(HIRAMAX)
次の試合でyusa選手は予選リーグからずっと使っていたDruidを選択。彼の切り札ともいうべきデッキである。yusa選手はマナを加速するDruidの専用Spell、Innervateによって後攻1ターン目から4マナのChillwind Yetiを場に出してきた。序盤の4/5の巨体の前に、HunterのHIRAMAX選手は為す術がない。yusa選手はそこからHarvest GolemAncient of Loreといったコストパフォーマンスの高いMinionを展開し、終始場を圧倒するプレイを見せ、あっという間に2戦目を取り返した。(yusa 1-1 HIRAMAX)



写真:後攻1ターン目から現れたChillwind Yeti

第3試合 Druid(yusa) vs Shaman(HIRAMANX)
 最終戦にHIRAMAX選手が選択したのはShamanである。Shamanは序盤の動き出しこそ遅めだが、専用SpellのHexによってどんなMinionでも無効化できるから、Druidのように大きなMinionが多いHeroが相手なら有利に戦える。ところが試合はyusa選手が逆にShamanの立ち上がりの遅さを突いて攻め立てる流れとなった。場にMinionを出していく中で、yusa選手は「Ancient Watcherの攻撃できない弱点をKeeper of the GroveのSilenceで消してアタッカーにする」といったコンボも活用。HIRAMAX選手もHex等の除去で応酬するが、それでもyusa選手のMinionの量にはかなわない。最後はyusa選手が相手の顔面に一撃を決め、第2回国内オフライントーナメント優勝の栄光を勝ち取ったのだった。(yusa 2-1 HIRAMAX)



写真:王者決定の瞬間

 試合終了後、ステージ上のインタビューで今の気持ちを聞かれた優勝者のyusa選手は「最高です。1戦目はAggro Hunterに慣れていなくて少し失敗しましたね。(2戦目でMidrange HunterにDruidを選んだのは)持っているデッキで対抗できるのがDruidしかなかったからなんです。HandlockだとDeadly Shotが刺さってしまうので」とコメントした。なお、優勝したyusa選手については、本サイトで別に優勝者インタビューを掲載しているので参照してほしい。
参考記事:[Hearthstone] 「うれしいの一言ですね」SQUARE GAMING PARTY × Hearthstone vol.4 優勝yusa選手(nemukejp)



写真:ステージ上でインタビューに答える優勝者のyusa選手(左から2番目)

 優勝者のyusa選手にはTwitch TシャツとWorld of WarcraftのBlizzCon限定フィギュアが贈られ、準優勝のHIRAMAX選手にe-SQUオリジナルメモパッドが贈られた。このとき、Twitchの伊達さんが「これからも継続してe-SQUのイベントに賞品を提供していきたい」という言葉を添えたので、次の大会へ向けた参加者たちの期待も一段と高まったのである。イベントが終了したときはすでに23時を過ぎていて、残っていた参加者たちも終電前に帰宅しようと足早に会場を後にしたのだった。



写真:「これからも継続してe-SQUのイベントに賞品を提供していきたい」というTwitchの伊達さん

大会運営者インタビュー


 ところで、第4回目(大会は第2回目)となるe-SQUのHearthstoneイベントだが、水曜日の17時開催といったスケジュールや、BO1の予選リーグといった大会ルールはどのように決められたのだろう? 会場で時間を見つけて彼ら2人にインタビューすることができたので、下記にその内容を紹介したい。なお、スケジュールは井上さんが、大会ルールはSasaさんがそれぞれ担当しているそうだ。

「観戦モードができたらオンライントーナメントもやってみたいですね」店長の井上さん



写真:店長の井上さん

……どうして平日の夜開催なんでしょうか?
 イベントを盛り上げていきたいと思っているのですが、土日のスケジュールがいっぱいだったんです。そうなると、金曜日は飲み会を入れることが多いので、水曜日のほうが人が集まりやすいかと思って水曜日にしました。ただ、今まで4回とも水曜日だったので、それを変えてみようかなという思いもありますし、受付の開始時間ももう少し遅くできるかもしれません。また、GW中にできるかどうかはわかりませんが、5月の休日のどこかでイベントをやりたいと思っています。

……今後Hearthstoneでほかに考えていることはありますか?
 観戦モードができたらオンライントーナメント、(あるいは)「e-SQUにいるプレイヤー対オンラインのプレイヤー」という、視聴者が配信を見ながら楽しめるイベントを考えています。基本的にはカジュアルなイベントになりますね。賞金のある大きな大会については、タイミングを見てやっていきたいと思っています。

「将来は40名のダブルイリミネーショントーナメントを考えています」e-SQUのスタッフのSasaさん



写真:e-SQUのスタッフのSasaさん

……どうしてBO1予選リーグからのBO3トーナメントという形式にしたのでしょうか?
 この間3対3のチーム戦をやったとき、「土日にトーナメントをやってほしい」という声が多くありました。ただ土日の開催はちょっと難しいので、「平日の夜から(人数の制約等に縛られず)できるトーナメント」を考え、「BO1の予選リーグからのBO3トーナメント」という形式にしました。
 予選リーグをなくし、最初からトーナメントにすることも考えたのですが、それはプレイヤーが32名以上いないと(組み合わせに抜けが出たりして)うまくいかないんですよ。今回は会場の中央にPC10台のテーブルが2セットあって人数に余裕がありますが、前回のトーナメントではそのPCテーブルが1セットしかなく、また、通常営業用に会場両側のPC、合計10台を空けておくことを考えると20名が限界でした。

……では将来方式が変わる可能性もあるのでしょうか?
 はい。40名のダブルイリミネーショントーナメントというものを考えています。まだ構想段階なのでなんとも言えませんが、これなら約3時間で終わり、7、8時から開催できると思いますので、社会人の方も参加できるのではないでしょうか。そのほか、イベント自体の告知や配信URLの告知がいつも遅くなってしまっているので、そういった点も改善し、よりよいイベントにしたいと思います。

どんどん進化するHearthstoneオフライントーナメント
 スムーズになった運営、手札に触れられるようになった実況解説、賞品の提供など、いよいよ軌道に乗り始めたe-SQUのオフライントーナメント。定員20名で平日の17時開催という点はまだネックだが、運営者によれば将来は「開始時間を遅くした40人規模・BO3のトーナメント」も計画しているというから、そうした大会が定着していけば、日本のHearthstoneも今後盛り上がっていくのではないだろうか。もちろん、これからも体験レポートをお届けしていくつもりである。

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