2014年7月20日日曜日

 e-sports SQUARE AKIHABARAで久々に開催されたオフライン大会! 7月19日「SGP×Hearthstone vol.6」参加レポート

 e-sports SQUARE AKIHABARA(e-SQU)で7月19日に開かれたオフライン大会「SGP×Hearthstone vol.6」には初心者からベテランまで大勢のHearthstoneプレイヤーが集まり、お互いに交流すると共に賞品の「Hearthstoneカードパック(ゲーム内でパックがもらえるコードが記載されたカード)」を求めてその実力を競いました。以下、私nemukeによる参加レポートをお届けします。

会場の様子

目次

会場風景
・正午開場
・会場のe-sports SQAURE AKIHABARA

大会進行の様子
・大会開始
・ルーザーズトーナメント
・運営者対決
・中国のメタ

最後の試合
・Lorewalker Cho
・Naturalize vs Malygos
・2つの決勝戦
・大会を振り返って

会場風景


正午開場
 今大会の受付はe-SQUのオープン時間と同じ正午に始まりました。私nemukeがその時間に到着すると同時にほかの参加選手も次々と現れ、あっという間に会場のPC席はHearthstoneプレイヤーで一杯になったのでした。


会場全景

 参加選手の中には日本代表選手として7月16日に世界大会「IEM Season9-Shenzhen(IEM)」に出場したtyson選手も来ていて、大会の感想を話してくれました。その内容はインタビューとして後日サイトに掲載予定です。

IEM Season9-Shenzhen 日本代表のtyson選手

会場のe-sports SQUARE AKIHABARA
 会場のe-SQUはHearthstoneのほか、League of LegendsやStarCraft IIといったe-sportsタイトルを高性能のゲーミングPCでプレイできる「e-sportsの専用施設」です。今年1月に市川から秋葉原に移転して以来、多くのイベントを開催してプレイヤー達を楽しませてきました。
 そんなe-SQUが「プレイヤーが気軽に集まって遊べるイベント」として各タイトルで定期的に開催しているのが「SQUARE GAMING PARTY」です。今大会「SGP×Hearthstone vol.6」もその一環として開催されました。

 会場ではPCのほかに迫力の大スクリーンやバーカウンター、本格的なフードメニューも用意されていて、観戦しながらゲームについて語り合うのにも好都合です。

参考リンク(e-sports SQUARE):e-sports SQUAREとは?


開店直後の様子。奥に光っているのが試合を映すための大スクリーン


e-sports SQUARE AKIHABARAイベントボード


バーカウンターとフード・ドリンクメニュー。アルコールは17時から注文可能

大会進行の様子


大会開始
 13時15分には抽選でトーナメント表が組まれ、私はIEMから帰ってきたばかりのtyson選手と対戦することになりました。IEM出場者決定戦の決勝でtyson選手に敗れた私。今こそその雪辱を果たすとき! と思って使ったのがFreeze Mageです。Miracle Rogueに勝った後に苦手なControl Warrior(Armor値を増やしてFreeze MageのSpellダメージを軽減できる)を被せられてしまいましたが、試合ではAlexstraszaPyroblastFireballFrostboltIce LanceIce Lance(計8マナ・17点ダメージ)という高威力のSpellをすべて引き当てる運に恵まれ、2-0で勝利することができました。


トーナメント表。上位3名には「Hearthstoneのカードパック」が贈呈される


Pyroblastでゲームを決めた場面。あと2点アーマーかヘルスが増えていたらダメージ源が足りずに負けていた


各選手による対戦の様子

ルーザーズトーナメント
 1回戦が終わると、敗退した選手達が参加する「ルーザーズトーナメント」が新たに組まれました。これに参加できるのは2回戦までに敗退した選手だけで、本トーナメントでベスト4に残った選手は参加できません。「時間の都合でダブルイリミネーショントーナメントにはできないが、負けてしまった選手にも引き続き大会を楽しんでもらいたい」という配慮から生まれたのがこの形式です。
 スクリーンで流れる試合の実況解説にはスタッフのSasaさんのほか、時間が空いていた選手達が飛び入りで参加しました。
 このあたりの柔軟な対応はカジュアルなオフライン大会ならではですね。


本トーナメントとは独立しているルーザーズトーナメント。優勝した選手には「Hearthstoneのカードパック」が贈られる


スタッフのSasaさん(左)とnoa選手(右)による実況解説

運営者対決
 2回戦は情報サイト「Hearthstone Dojo」の運営者として有名なGoNinja選手と私の「サイト運営者対決」が実況解説と共にステージ上(試合がスクリーンに流れる)で行なわれました。GoNinja選手が使ってくるデッキがわからなかったので、とりあえず何が来ても戦えそうなRoar Druidで臨んだのですが、これまた「フィニッシュコンボのForce of NatureSavage Roarが複数手札に来る」という運に恵まれ、2-0で制することができました。


左:ステージ上の試合風景 右:GoNinja選手(左)とnemuke(右)


会場全景


バーカウンターで談笑する選手達

中国のメタ
 運に恵まれた私はベスト4まで残ってしまいました。次の相手は中国から来た留学生で日本に来て1年というLignin選手です。日本語もある程度話せるようでしたが、勉強している大学院では主に英語を使っているのでそちらのほうが得意なようでした。
 そんなLignin選手はGiant Mageといった中国で流行っているデッキに詳しく、過去シーズンでLegendaryに到達していて、5月31日にe-SQUで開催された「ガチオフトーナメント」でも準優勝している強豪です。


Lignin選手

 これには運次第でどのデッキにも勝てる可能性があるMiracle Rogueで初戦に臨んだのですが…痛恨のプレイミス! Lignin選手のHandlockにEdwin Vancleefを出したものの、時間に追われてConcealをかけられず、続くターンに当然のごとくSiphon Soulで吸収されてしまいました…。
 次のゲームをFreeze Mageでなんとか取り返したものの、3戦目にFlareFaerie Dragonなどの対策カードが大量に入ったHunterを当てられてしまい、成す術がありませんでした。


AlexstraszaIce Blockがいたものの、Flareを構えられていてどうしようもなかった

 試合後にデッキを見せてもらいましたが、4~5マナのカードが存在しないという非常におもしろい構成です。なんでも中国で流行っている新型のHunterで、Aggroデッキが苦手なものの、前述のFreeze Mageに加えてMiracle Rogueにも強い(SnipeDeadly ShotGadgetzan Auctioneerを潰せるため)とか。
Lignin選手のHunterデッキ


最後の試合


Lorewalker Cho
 決勝戦ではLignin選手とbarusa選手が、3位決定戦では私とhanabi選手が、そしてルーザーズトーナメントではyukiyamu選手とLivena選手がそれぞれ対戦することとなりました。どの試合もBO5です。


決勝戦まで進んだトーナメント表

 hanabi選手との3位決定戦は私がMiracle Rogueで2本先取する上々の滑り出しでしたが…最後に出てきたRoar Druidを止められず、逆に3タテされてしまいました。Hearthstoneのカードパックまで後一歩及ばず! とはいえ、2戦目でLorewalker Choを入れたZoo Warlockを試せたのは収穫でした。
 これはTrump選手がWellPlayed CupでMiracle Rogueの対策としてZoo Warlockに入れていたのを真似してみたのですが、対DruidにおいてもSwipeInnervateを撃ちにくくさせられるので悪くないようです。こちらのSpellも相手にコピーされてしまうのがデメリットですが、Minionが主体のZoo Warlockならそれほど気になりません。


3位のhanabi選手

Naturalize vs Malygos
 決勝戦ではLignin選手の「Malygosで6点Mortal Coil、9点Soulfireを9点にするHandlock」や、barusa選手の「NaturalizeColdlight Oracleで相手の手札を10枚以上に増やして相手のキーカードを燃やすDruid(Miracle Rogue・Handlockの対策デッキ)」といったユニークなデッキ構成が見られました。
 実況解説には3人の選手(yottiy4選手、tyson選手、noa選手)が担当し、周りを盛り上げるyottiy4選手、深みのある声で場を落ち着かせるtyson選手、ポイントを解説するnoa選手というふうに、それぞれ個性溢れるトークを展開。こうしたことが相まって、決勝戦を観戦する会場は大いに盛り上がったのでした。


決勝戦を対戦する両選手(左:Lignin選手 右:barusa選手)


Faceless ManipulatorGadgetzan Auctioneerをコピーするbarusa選手(下)


決勝戦の実況解説を担当したyottiy4選手、tyson選手、noa選手(左から)

2つの決勝戦
 2-2で迎えたLignin選手のMiracle Rogue対barusa選手のControl Warriorの最終船では、ドローするカードがなくなって疲労ダメージを受けながらもEdwin Vancleefを出していったLignin選手に対し、続くターンにbarusa選手がWhirlwindGrommash HellscreamのEnrageを発動させ、Lignin選手のヘルスを残り2点まで削ることに成功。Lignin選手は次のターンのドローでヘルスがなくなり、こうしてbarusa選手が優勝の栄冠を手にしたのでした。

 一方ルーザーズの試合ではオフラインイベント初参加というyukiyamu選手が常連のLivena選手を下して優勝。yukiyamu選手のほかにも「オフラインイベントが初めて」という方は多く、会場で出会った選手達とHearthstoneの話に花を咲かせていました。


賞品を獲得した選手達(左からbarusa選手、Lignin選手、hanabi選手、yukiyamu選手)

大会を振り返って
 こうして正午から約6時間続いた大会は無事に閉幕。終始和やかな雰囲気で、思う存分Hearthstoneをプレイすることができました。

 選手として大会に参加して思ったのが、日々長時間練習している選手達とはデッキの理解で大きな差があることです。特に優勝と準優勝のbarusa選手とLignin選手は9個のスロットをフルに活用し、「何が来てもある程度戦える先鋒のデッキ」「特定デッキの対策デッキ」「1-2で追い詰められたときに相手のカウンターになり、かつ2タテできるデッキ」などデッキを多く揃えていましたから、こちらが何を出しても的確にカウンターされてしまうような印象を受けました。

 このように、各デッキの相性関係に精通していればBO3~5形式の大会ではとても有利ですから、普段の練習ではいろいろなデッキを使って各マッチアップの理解を深めるのが重要になってくるのではないでしょうか。

 オフラインの大会は楽しいだけでなく、こうしたプレイに役立つ気付きを得られる機会です。次回もe-SQUでHearthstoneの大会が行なわれればぜひ参加し、レポートをお届けするつもりです。
e-SQU公式サイト:e-sports SQUARE

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