2014年7月16日水曜日

「GAMERS LEAGUE 2014 Season1 #2 Day2 BlockB」優勝TraceOn選手インタビュー

トーナメント表:GAMERS LEAGUE 2014 Season1 #2 Day2 BlockB
 7月13日に行なわれた国内オンライン大会「GAMERS LEAGUE 2014 Season1 #2 Day2 BlockB」で優勝したTraceOn選手のメールインタビューです。
 今大会で優勝したTraceOn選手は普段、LivetubeでHearthstoneのアリーナ配信を行なっています。そんなTraceOn選手が思う配信のおもしろさとは何でしょうか。大会の感想のほか、ご自身の配信に対する思いを語ってもらいました。


試合で大いに活躍してくれたというStranglethorn Tiger

……GAMERS LEAGUE 2014 Season1 #2 Day2 BlockB優勝おめでとうございます。優勝した感想を聞かせてください。
 ありがとうございます。上手く行きすぎた、というのが正直な感想ですね。3戦とも2連勝スタートだったので、相手に3連勝を強要するデッキ選択をさせられた点が非常に大きかったです。

……まずは読者の方に自己紹介をしていただけないでしょうか。(ご自身のプロフィール、メインのHero、最高ランクや実績など)
 札幌でゲーム関連の仕事をしている24歳です。以前はコンスタントに1日4時間程度プレイ出来ましたが、最近は忙しいため、土日中心にプレイする生活になっています。
メインのHeroはPaladinです。不器用ですが、EqualityWild PyromancerConsecrationという2種の全体除去や、Guardian of Kingsという攻防に優れたカードを持つことが大きな理由になります。

 過去最高ランクはLegendですが、1回しか到達していません。実績という点なら、アリーナ200回程度で平均7.4勝ということの方が主張できるところかもしれません。


TraceOn選手のQuest Log画面。構築よりもアリーナを多くプレイしている

……TraceOn選手は2月からLivetubeでHearthstoneのアリーナや大会を配信していますが、何がきっかけでこのような活動を始められたのでしょうか。また、TraceOn選手が思うHearthstone配信のおもしろさとは何でしょうか?
 上達への一番の近道は自分で配信して意見を募ることだと思っているので、きっかけというよりは、Hearthstoneを始めたからとりあえず配信してみよう、というのが自分にとって自然な流れでした。
 今までも天鳳/MTG/ポーカーなどをLivetubeで配信してきたので、また1つ配信するゲームが増えたくらいの考えでした。今ではHearthstoneしか配信しなくなっていますが……。

 自分は他の方の配信をあまり見る方ではないので、配信する側としての面白さになってしまうのですが、プレイングやアリーナでのピックに対して即座に反応が返ってくるというのはとても勉強になりますし、楽しいものです。1人でプレイしているだけでは、自分自身でミスだと思っていないプレイングやピックについて、違和感を持つ機会がありません。そのような点に対して指摘をもらえると、プレイングやピックでの引き出しが増えるので、そこが面白いですね。

 一応見る側の視点としては、1戦が10分程度で終わるためどのタイミングで配信を開いても視聴しやすいことが大きいでしょうか。TCGという特性上、FPSなどとは違い、俗に言う「ながら見」がしやすいのも挙げられますね。他の作業をしながらまったりと配信を眺めるのには、Hearthstoneというコンテンツは非常に優秀だと思います。

 少し脱線してしまいますが1点触れておきたいのは、ディレイを使用しない配信をする以上、どうしても手札などを覗かれるリスクが発生するということです。覗かれることはあっても自分では絶対覗かないという心構えが大事だと思います。配信中に対戦相手が有名な配信者だったら自分の配信自体も盛り上がりますが、相手の配信を開いたりする行為はご法度ですので気を付けましょう。

……では、今大会に臨む上でどのような準備をしたのでしょうか?(練習方法、デッキの調整など)
 実は前日までデッキを提出して対戦する前回の形式が取られると思っていたので、Big Game HunterBlood KnightThe Black Knightなど、特定のカードに対して特に強力なカードを1枚刺しして、
相手にケアを強いることを主眼に置いたPaladin Control、Warrier Control、Mage Midrangeを準備していました。

 非公開で行われることになったので、初手用に1つ受けが広く強力なデッキが欲しいと思い、当日の夜に急遽用意したのが、今回メインで使用したDruidです。Rankedでは数度使用したことがあるだけで練習不足は否めませんでしたが、本番ではよく回ってくれました。

TraceOn選手のデッキリスト

……大会で準備した3デッキについて、選んだ理由とその構成について詳しく教えていただければ幸いです。
 Druidについては先ほども触れましたが、相手を選ばずに戦える点を評価しました。Balance of Forceというデッキの完全コピーになります。

 Leeroy Jenkinsを入れることでSavage Roarを腐りにくく出来ること、軽マナ域のユニットを削ることで長期戦にもある程度の耐性を付けていることが特徴になります。Argent Commanderを選択していない点が、最近増えてきたAzure Drakeの処理をどうするかという点で不安要素でしたが、本番では序盤から押せる展開が多かったため、5マナ4/4というスペックの処理には特に困りませんでした。
参考記事(Hearthpwn):[Easy Legend] Balance of Force

 Hunterについては主にMiracle RogueとFreeze Mageへのカウンターデッキになります。Faceroll Hunterという特性上、上記2つのデッキへの対抗策としては元々強いのですが、Jungle PantherStranglethorn Tigerという合計4枚のStealth持ちユニットが相性差に拍車を掛けます。除去をSpellに頼りがちなMiracleやFreeze Mageに対して、Stealthは非常に有力な選択肢です。

 Rogueについては正直いつこのデッキを作成したのかも覚えていない状態です。Rankedでも1度しか使用したことがなく、まして大会で使用することになるとは全く想定していませんでした。2枚刺しのCold Bloodで一応瞬発力も出せるらしいです。あくまで一応レベルではありますが……。

……準備されたデッキは試合でどのように機能したのでしょうか? ご自身の試合を振り返ってその感想を教えてください。
 1回戦、そして決勝はDruidで3連勝しました。不利とされているHandlock相手にも2回勝利出来て、かなりのポテンシャルを感じましたね。RankedほどAggroがいない大会では、序盤用のカードはInnervateWild Growthで十分でした。

 2回戦はHunterでDruidとControl Warrierを都合良く落とせました。Stranglethorn Tigerが確実に中盤の打点を稼ぎつつ、複数枚のカードとマナを使わせる大活躍でした。現環境はSavannah Highmaneが効果的に働く場面がさほど多くないので、1マナ軽いStranglethorn Tigerに変えるのはありかもしれません。そもそもMidrange Hunter自体もうあまり見かけなくなってしまいましたが……。

 Rogueは2回戦最終戦で、Miracle相手に使用しました。そもそもMiracleは基本的にHunterで確実に仕留める計算だったので(Hunterは2連勝後にMiracleに負け)、残りの手持ちデッキの中で、対Miracleで有利を付けられるデッキがこれしか見当たりませんでした。しかしいざプレイしてみると、序盤から継続的にクロックを刻めるこのデッキは思っていた以上に相性が良かったです。
 こちらが後攻だったためFaerie Dragonも返しのSI:7 Agentに落とされず、かなりのライフを刻んでくれました。

 記憶が曖昧な部分もあるので、細かいところは大会の配信動画を見て頂けると助かります。
TraceON選手の大会配信動画:Hearthstone GL大会 決勝トナメ

……今後Hearthstoneのプレイについて、目標などはありますか?(プレーオフ優勝、ランク、イベント参加など)
 もちろん大会などで勝てれば嬉しいのですが、自分は構築よりもアリーナの方が得意だと思っているので、アリーナで平均7.5勝を安定して出せるレベルに到達するのが今の目標ですね。
 自分はここまで無課金でプレイしているのですが、無課金/低課金でも十分楽しめることを配信を通して伝えていきたいです。対戦相手に対して敬意を払うことを忘れずに、これからも活動していきます。

……どうもありがとうございました。
 「覗かれることはあっても自分では対戦相手の配信を絶対に覗かない」など、TraceOn選手の人となりそしてゲームに対する思いが伝わってくるインタビューでした。配信することで他人から意見がもらえ、楽しいだけでなく上達のプラスになるというのは一石二鳥ですね。

 TraceOn選手の活動は下記リンクからチェックすることができます。配信ではマイクを使ってゲームの戦術等を解説しながらプレイしていますので、始めたばかりの方にとっても大いに参考になるのではないでしょうか。

TraceOn選手のTwitter:@TraceOn1218
TraceOn選手のLivetube配信:Livetube.cc : TraceOn

 今大会で優勝したTraceOn選手は8月24日に開催される「GAMERS LEAGUE 2014 Season1 プレーオフ」に進出します。

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