2015年1月19日月曜日

プロジェクタを使った観戦会も開催! 「第4回ゆるふわHearthstone会」開催レポート

 1月17日(土)に神奈川県・武蔵小杉の市民館「川崎市生涯学習プラザ」で私nemukeは「第4回ゆるふわHearthstone会」を開催しました。以下はそのレポートです。


内部トーナメントをプレイする参加者たち

 午前10時半にオープンした会場には計22名の参加者が集まりました。内部では「ランダムデッキ対決」や「リミテッドトーナメント」、「プロジェクタ使用の観戦会」そして「Hearthstoneクイズ」といった催しが行われ、午後8時までHearthstone漬けの約9時間半を過ごすことができました。

目次

生涯学習プラザ「202会議室」

 今回の会場は第2回ゆるふわHearthstone会でも使用した「202会議室」です。ほかの部屋に比べて一回り小さい(最大人数32人)のですが、その分利用料金が安く、今のイベント規模にはちょうど良い印象でした。

会場の川崎市生涯学習プラザと202会議室

ランダムデッキ対決

 「ちょっと、『コレクション画面でデッキ枚数が30枚に満たないときに自動で残りのカードを埋めてくれる機能』を使って対戦したら面白いと思うんですが」。とある参加者の提案をきっかけに始まった「ランダムデッキ対決」が今回、会場の雰囲気を大きく変えました。ランダムデッキの作り方は「コレクション画面で新しくデッキを作成→Doneを押して30枚のカード枠を自動で埋める」というものです。

 アリーナと比べて「3つのカード選択肢がないので超運ゲー」「所有しているカードしかデッキに入らない」といった違いはあるものの、普段の対戦でまったくお目にかかれないカードが登場するのが抜群に面白く、気づけば午前中は参加者の大半がランダムデッキ対決をプレイしていました。
 今のところHearthstoneに実装される予定はありませんが、「将来アリーナのフレンド対戦ができるようになったらきっと楽しいだろうな」という夢も広がりました。



ランダムデッキ対決で盛り上がっていた午前11時の会場


ThaddiusWindfury Harpy、そしてDeathwingなど普段の対戦では見られないカードが登場する


一部のプレイヤーは次々にHeroを変えてランダムデッキを試し、
「このルールではどのHeroが1番強いのか」などと研究していた

ランダムデッキ対決動画

 ランダムデッキ対決の対戦動画も撮りました。プレイヤーと周りがあまりにも奇妙なゲーム展開に突っ込みを入れながらやっている様子を楽しんでもらえればと思います。

2015 1 17 第4回ゆるふわHearthstone会 ランダムデッキ対決動画


2015 1 17 第4回ゆるふわHearthstone会 ランダムデッキ対決動画2

任意参加のリミテッドトーナメント

 午後2時からはリミテッドトーナメントがスタート。前回は「参加者全員参加の3対3対戦会(対戦表管理にChallonge使用)」が参加者にも運営にも負担が大きかったので、今回は「任意参加の1対1トーナメント(対戦表管理にホワイトボード使用)」としました。

 会場には外国人プレイヤー6人を含む18人が参加しました。「ホワイトボードだけでうまくいくかな?」と少し心配だったのですが、「赤ペンで勝敗を記入するだけ」でトーナメント表が進行していくのでひじょうに簡単でした。結果的には参加者の方が自主的にトーナメント表に書き込んで進行してくれる流れになっていたので、運営にもほとんど負担がかかりませんでした。この方法は今後も活用していきたいと思います。


ホワイトボードに書いたトーナメント表


対戦風景

Velen's Chosenなど各種バフを組み合わせて5/13まで成長したSludge Belcher


「あーでもないこーでもない」と頭を悩ませつつプレイする参加者たち


「とにかく自分のデッキを試すのが好き」という方も


自分の試合が終わったプレイヤーは後ろから試合を観戦

プロジェクタによる観戦会

 午後5時にはリミテッドトーナメントの試合があらたか終わり、残るは準決勝・決勝のみ。そこで今回は観戦モードの画面をプロジェクタで映し、試合の様子を会場で私nemukeが実況解説することにしました。
プロジェクタに映したHearthstone
実施した午後5時頃には外が暗くなっており、
会場の電気を消したところ観戦にはちょうど良い明るさとなった

対戦者は階下のロビーでプレイ

 施設の方には「大きな音を立てて周りを邪魔しなければ会議室外のロビーでゲームをやってもいいですよ」と許可をいただいたので、対戦する両名には階下のロビーに移動してプレイしてもらいました。
 会議室近くのロビーでやった1戦だけは対戦者に実況が聞こえてしまう問題があったものの、それ以降は対戦者に実況が聞こえることはなく、無事に観戦会を行うことができました。
対戦するAki選手(左)とRyunosuke選手(右)
実況解説される試合のプレイヤーは生涯学習プラザのロビーで対戦を進行

リミテッドトーナメント観戦会動画

 参加者の方に撮影いただいた観戦会の動画はこちら。試合だけでなく、プロジェクタの味わいと会場の雰囲気も感じ取っていただければと思います。

準決勝戦:Cross7224選手対Aki選手

Cross7224(Druid) 対 Aki(Shaman)


Cross7224(Hunter) 対 Aki(Shaman)


Cross7224(Hunter) 対 Aki(Hunter)

決勝戦:Ryunosuke選手対Aki選手

Ryunosuke(Priest) 対 Aki(Shaman)


Ryunosuke(Priest) 対 Aki(Hunter)


Ryunosuke(Mage) 対 Aki(Hunter)

リミテッドトーナメント優勝者インタビュー


優勝のAki選手
 リミテッドトーナメントをすばらしい判断力で勝利したのは38歳会社員のAki選手でした。実は以前Magic: The Gathering(MTG)のセミプロとして活動していた方で、MT:G Wikiにも「有田隆一」としてその名前が載っています。

有田隆一MTG Wiki

 Hearthstoneでも「毎シーズンレジェンダリーランクに到達している」という強豪プレイヤーのAki選手。そんなAki選手は今回のリミテッドトーナメントやゲーム展開についてどう考えていたのでしょうか。以下、試合後のAki選手に感想を聞きました。

「初期手札を見たときは『終わった』と思いました」 リミテッドトーナメント優勝、Aki選手インタビュー

――Zoo WarlockとHunterを使うプレイヤーが多い中でShamanを使っていたのはなぜでしょうか。

Aki選手: その2デッキが強くて使用者が多いということは私も考えていました。例えば無制限のHunterのデッキにはエピック以上のカードがSnake Trapぐらいしかないですから。
 それで、「皆と同じなのもどうかな」と思ってShamanを用意し、1戦目で出していくことにしたんです。これが予想よりも上手くいきましたね。「Zoo WarlockやHunterを出してくるだろう」と読んでいた人たちの意表を突くことができました。


Aki選手のデッキリスト
――決勝戦2戦目のHunter対Priestでは「Kill Command2枚とExplosive Trap」という手札でしたが、見事に勝利されました。

Aki選手: 初期手札を見たときはもう「終わった」と思いました(笑)。だって全部マリガンしたのに1体もミニオンが来ないんですから……。

 逆に初期手札が12点の火力だったことでプランは決まりましたね。「初期手札に沿って戦い方を決める」というのはMTGでもよくやっている手法なんです。「相手に本体火力を打ち込んで勝つしかない」と思い、ミニオンを交換することよりも、本体を直接攻撃したり、Hero Powerを使ったりして少しでも相手のヘルスを削り、12点の射程圏内まで持っていこうとしました。

 Kill Commandをミニオンに撃てば時間は稼げるんですが、ゲームを長引かせても結局は負けてしまうんです。自分のHunterはSludge Belcherなどを抜いて前のめりに組んでますし、相手のPriestにはMind Controlが2枚入っていることも前のゲームでわかっていましたから。

 結果的には相手が少し欲張って本体をHero Powerで回復しなかったこと、Holy Fireを引かれなかったことでなんとか射程圏内までヘルスを削って勝つことができました。

――今回のレギュレーションについてはいかがでしょうか。

Aki選手: 制限自体は悪くないと思います。ただ、「9Hero全部のデッキを用意できる」という仕組みはカードが揃っていない方には不公平かもしれません。「1種類のHeroカードだけ集めている」という方もいるじゃないですか。そういう人が全Heroのデッキを用意した人と対戦すると、「BO3のデッキの選択肢」に大きな差が生まれるわけです。結果的に全Heroのデッキを揃えている人のほうが、BO3のゲーム中により有利なデッキを選べるようになる。

 だから「事前に用意した2デッキのみ使用可能」というふうに使えるデッキ数を事前に制限したほうが、初心者さんには優しくなるかなと思います。個人的には「BAN有りの無制限トーナメント」もやってみたいですね。

 あとは、今回はシングルイリミネーションのトーナメントでしたが、それだと1回戦で負けた人はすぐ暇になってしまうので、ダブルイリミネーションやリーグ戦形式とか、もしくは負けても参加できるイベントを随時開催していくようにしたらいいかもしれません。

――「以前はMTGのセミプロだった」とのことですが、どんなふうに活動していたのでしょうか。

Aki選手: 当時は「プロツアー」といったMTGの世界大会に出場して賞金を稼いでいました。勝って賞金を取ればお金が入るんですが、勝てないと何もないので収入は安定していません。だから(会社勤めもする)セミプロですね。

 以前はたくさん大会に出ていたんですが、仕事が忙しくなってからは出られなくなりました。特に大きな賞金が出る大会は海外で、それに参加するには1週間ぐらい休みを取る必要がありますから…。

 それでHearthstoneなら「空いた時間にプレイできる」ということで始めたんです。仕事で忙しくても空いた時間にプレイできるのがいいですね。レジェンダリーは強い人がいなくなった月末になんとか達成できることが多いです。

――本日はどうもありがとうございました。

小規模トーナメントやHearthstoneクイズも開催

 リミテッドトーナメントの途中や終了後には、試合が終わって手の空いている人たちの間で8人戦の小規模トーナメントが開催されることになりました。つまり、空いている参加者の皆さんで自主的に「これやりたい!」と言って小規模なイベントをやることになったわけです。「皆が自由にやりたいことをやれるイベント」にしたかった私としてはうれしい限りでした。

ホワイトボードの余白に書き込んだ小規模トーナメント

イベント後半は人数少なくなったこともあってゆったりと進行

Hearthstoneクイズ

 内部イベントの1つとして、参加者のRyunosukeさんからは「Hearthstoneクイズ」が出題されました。10問以上用意されたクイズの一部を以下に紹介します。

1.Water Elementalがディバインシールドのミニオンを攻撃した場合、対象はフリーズする?
2.ウインドフューリーを持つミニオンの中で最大の攻撃力を持つカードは?
3.Hero固有レジェンダリーの中で最も高いヘルスを持つミニオンはどれ?
(Goblins vs Gnomes出現前の環境・答えは後述)。

 皆さんはパッと見て答えが浮かんだでしょうか。「言われてみれば確かに」というクイズが多く、その意外性が会場を大いに盛り上げていました。

Hearthstoneクイズを出題するRyunosukeさん

クイズの答え

1.「ダメージを与えた」のではないため、フリーズしない
2.Windfury Harpy
3.Lord Jaraxxus

 Ryunosukeさんはまた、国内Wikiサイト「HEARTHSTONE MANIAC」の管理人でもあります。11月に発足したサイトなのですが、見やすいデザインでカードの説明や用語解説、デッキガイドなどの情報が網羅されていますので、Hearthstoneを始めたばかりの方はぜひ、一度サイトに訪れてみてはいかがでしょうか。

国内Wikiサイト「HEARTHSTONE MANIAC

次回は2月11日(水・祝日)開催

10名で居酒屋へ

 午後8時半に撤収を済ませ、午後9時からは武蔵小杉駅付近の居酒屋へ。参加したのは私を含め計10名です。「Hearthstoneをもっと日本で盛り上げるにはどうするか」といった真面目な話から「今のPriestにはアグロ用にShadow Madnessを2枚入れたいですよね」という戦術話、さらには外国人たちと英語を使ってHearthstoneのバックグラウンド・ストーリーの話まで、Hearthstonoeを中心とした話題で盛り上がりました。

 ゲームをプレイせずに語り合う、というのもHearthstoneの楽しみの1つですね。居酒屋にいた時間は午後11時までの2時間でしたが、まだ話し足りない気もしましたし、また、「午後9時開始だと時間が遅すぎて参加できない」という方が多かったので、次回は時間を早めて「午後8時に夕食」にしたいと思います。

次回は2月11日(水・祝日)開催

 皆さんご来場ありがとうございました。いろいろと反省点もあるのですが、皆さんのご協力もあり、前回に比べると今回はより自由な「ゆるふわ」らしいイベントにできたのではないかと思っています。

 ゆるふわHearthstone会、次回は2月11日(水・祝日)開催予定です。土日でないので忙しいかもしれませんが、皆さんのご来場をお待ちしています。

ご意見やご要望は私nemukeまで連絡を

 もし参加者の方、もしくは不参加の方でも、「こういう点が参加しにくい」「こういうことをやってほしい」といった意見や要望があれば、私nemukeまで気軽にご連絡いただければ幸いです。できる範囲で改善を続けていき、より良いイベントにしていきたいと思います。

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