2015年8月5日水曜日

「今後は被写体の立場も尊重してほしい」 Hearthstone国際女子大会出場Hogei選手

 7月17~19日に中国・上海で開催されたHearthstone国際女子大会に出場したHogei選手。試合や写真撮影の感想などを訊きました。


対戦するHogei選手

Hogei選手 試合後インタビュー

――長旅を終えた今のお気持ちを教えてください。

Hogei選手: 疲れました!(笑)

――初めての国際大会はいかがでしたか?

Hogei選手: 想像以上に真剣でした。また、私にとって「プレイ中にニコリともしない声も上げない、勝っても喜びではなく安堵の表情を見せるHearthstone」というのが衝撃でした。

――ご自身の試合の感想は?

Hogei選手: 面白いデッキや場面をもっとお見せしたかったのですが、力及ばず申し訳なかったです。

 一番お見せしたかったのは「サモニングポータル大名Warlock」だったのですが、どの試合でも真っ先にWarlockがBanされてしまいお見せできませんでした。


Chandyland選手に勝利したHogei選手のDragon Priest

 大会ルールに向け9個のデッキを作るのが大変だったので、準備時間が短くても間に合うように、今後は多くのデッキを作ってストックしておきたいと思います。「コンクエストルールだと思ってデッキを用意したところデッキ勝ち抜き方式だった」点も問題でした。

 敗因は私のプレイングにあると思います。今振り返っても「あそこはこうプレイしていれば」と思う部分が多々あります。自分でも理解に苦しむプレイもありました。

 ただゲームを楽しむという意味では「自分の好きなようにプレイする」のが大事だと思います。最適解のプレイングを追求するかどうかはまだ決めていません。

――特に印象に残っている選手はいますか?

Hogei選手: 優勝した韓国人のHarusol選手です。本当によく喋る、面白い人でした。


Hogei選手(左)対Harusol選手(右)

――大会の運営手法については?

Hogei選手: 試合ルール及び航空券が直前の提示でとても焦りました。また、会場でのリハーサルの際に「専用ソフトを使ったPick & Banから試合までの流れ」を確認できなかったのも痛かったです。

 ただ、運営そのものは良かったと思います。「ImbaTVのスタッフだけで全てをこなす」のではなく、撮影等でその道のプロを用意したのが効果的で、スムーズでトラブルの少ない運営になっていました。

 また、ImbaTVのスタッフには本当によくしていただきました。移動は全て車の送迎付きでしたし、何から何まで色々していただいたんです。ImbaTVのオフィスやスタッフの仕事を見ていると「e-sports業界を盛り上げたい」という思いをひしひしと感じました。

――メイクアップおよび写真撮影のご感想は?

Hogei選手: 見た目を売りにできるような人間ではない私としては、正直なところ勘弁して欲しかったです。私の他にも嫌がっている選手が何人かいました。嫌な理由は、人それぞれだと思います。

 今回はスケジュールは急だったこともありますし、大会運営としてそういうことをしたいという気持ちはわかりますが、招待制で賞金まで出るといってもこれは仕事ではありません。仕事だとしても、事前に説明して了承を得なければなりません。

 そういった交渉をしてくれるマネージャーはいなかったですし、できるだけ協力したい気持ちもあったので仕方なく受け入れましたが、運営の方にはこちらが強く主張せずとも配慮・妥協点を探してもらいたかったと思います。でなければ、「大会参加条件に『メイク・衣装は運営側の好きにさせていただき、グラビア撮影も行う』という旨を明記しておく」といった配慮が必要でしょう。


選手たちのメイクと撮影を行ったスタジオ

 また、上海虹橋空港到着時にも運営の方々にビデオインタビューを受けましたが、汗だくの状態だったのでこれも事前に教えてほしかったです。

 これは日本でもよくあることですが、「撮影する側はよくても撮影される側は良くない」場合が多いのです。汗でメイクが流れている状態を気にしない女性はいません。見た目がよろしくない写真が晒されることで批判されるのは撮影者ではなく被写体の人間です。特に日本のインターネットでは女性を見た目で批判する風潮があるので慎重にならざるを得ません。しかし、その場で「いいからいいから」と押されるとなかなか断れないのが現状です。

――被写体の立場も尊重される必要がありますね。ちなみに、初めて訪れた上海の印象はいかがでしたか?

Hogei選手: 上海は日本からとても近い(飛行機で約4時間)ですね。映画に出てくるような街並みと活気溢れる空気感がありました。

 街中や大会で出会った皆さんはとても親切でした。おじさんが半裸で普通に歩いていたり(笑)してびっくりしましたが、街の人たちは気にする様子もなく、大らかな印象でした。

 暑くても冷房が効いているショッピングモールには入らず、公園や道端でくつろいでいる様子を見ると、「自分の生活を楽しんでいる」という印象がありました。

 食事は何を食べても美味しかったです。「出るのが早い・価格が安い・量が多い」の三拍子が揃っており、野菜が多く、量を食べて胃がもたれませんでした。また旅行で行きたいと思います。

上海で目にした美食の数々

――最後に言いたいことがあればどうぞ!

Hogei選手: 練習に付き合って下さり、かつ愚痴まで聞いて下さったakanekoさん、中国まで一緒に来てくださったahirunさん、両親、みんちゃん、試合を観てくださった皆さま、応援してくださった皆さま、デッキ調整に付き合っていただいた皆さま、ランクドプレイで対戦していただいた皆さまに心から感謝申し上げます。どうもありがとうございました!

国際女子大会 試合録画(Day1)

今回の反省を生かして

 今回は主催のImbaTVとしても初めての国際大会ということで、運営や連絡の手法に不備があった点はやはり否めません。「中国側との連絡が十分にできなかった」点は連絡係として私も反省すべきと思っています。いろいろな反省を踏まえ、今後はよりよい国際大会が開催されることを祈っています。

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